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音楽が「つまらなく」なってきた方に向けて…音楽との距離の取り方とは?

 
  2020/12/25
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バンド
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この記事を書いている人 - WRITER -
ドラム歴25年。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。ミニマリストでもあります。
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はじめに

今回のテーマは音楽との距離の取り方…なのでノウハウ的なことも引用文献もない100パーセント私の主観の記事でございます。

 

多分音楽に限らずですがそれなりに一つの物事を真剣にやっていると、最初は全てがキラキラしていた時期は過ぎ去り…新規に経験することが次第に減っていくので新鮮味が無くなり「つまらなくなる」時期が訪れます。

 

例えば具体的には「ライブがマンネリ化してきた」とか「バンドがいつまでたっても売れない!」などいろいろあるとは思います。

ただ今回の記事は「マンネリ化を打開する方法」や「バンドが売れる方法」などを書く気はなく(私もバンドが売れる方法はわかりません笑!)。

 

要は冷たい言い方ではありますが「続けたければ続けるし」「やめたければやめるし」その判断は個人の裁量わけで。

 

なので今回はその辺の話とは別のベクトル…つまり「音楽との距離の取り方」について私なりの考えをお伝えしたいなと。

 

なので、音楽を続けるにしても辞めるにしてもお休みするにしても、ふと立ち止まって考えることは大事であり、要は音楽は上手に没頭しないと自分の価値観にどんどんスコトーマ(無意識的に見過ごしてしまうポイント)が生まれてしまい、有益な人生の時間を無駄にしかねないというわけですね。

では本題に参りましょう。

 

つまらなく」なる時期はいつくるのか?

バンド

おそらく音楽を続けているモチベーション(動機)に関しては以下の二つに分かれるのかなと。

  1. 「音を出すのが気持ちいい!」という内発的動機づけ(見返りを求めないモチベーション)
  2. 「モテたい!」「売れたい」という外発的動機づけ(見返りを求めるモチベーション)
  3.  

で、それぞれの場合について「つまらなくなる時期」はいつ訪れるのか?ということですが。

 

①の「音を出すのが気持ちいい」という内発的動機づけから始めた音楽が次第に「音楽で稼ぎたい」「有名になりたい」という外発的動機づけに変わっていく時期。

 

②外発的動機づけのモチベーションそのものが続かなくなる時期(つまり自分自身の承認欲求がなくなってきたり、他の仕事をやってみたくなったり)。

 

…このあたりではないのでしょうか。つまり、「音楽そのもの」を純粋に楽しめなくなってくると結構危ないわけです笑。

 

音楽=価値あるもの?

金

というわけで音楽がつまらなくなる時期がこのようにして訪れるので、ここでどうしようかと悩むわけですが。

 

ここで割と陥りがちなのが、「自分の演奏=価値のあるもの」というちょっと突っ込んだ認識。ここに行き過ぎると音楽をやっているのが辛くなります。これは何も自己卑下や投げやりになるということを言っているのではなく、また「売れているから」「売れていないから」というわけでもないのかなと思います。

 

要するに自分は何のために音楽をやっていて、何が楽しいのか?ということを、一歩引いてみるのが大事かなと思います。

音楽の本当の楽しさとは?

ミュージシャン

というわけで音楽から一歩引いて見つめなおす方法は人それぞれだと思いますが、私の場合は、「その辺のボロボロの楽器でも音楽は楽しい」ということかなと。

 

よく後世に残る大ヒット曲は、「その辺の安い楽器で何となく弾いていたら原型ができた」。なんてエピソードを聞きますが、これはまさに言い得て妙な話なのではないかと。

 

要するに、音楽はコミュニケーションなので、「その辺にボロボロの楽器があった」→「自分は楽器がたまたま弾けるから弾いてみた」→「周りの人達が喜んでくれた」。

 

程度の認識がとても大事だし、これが音楽との距離の取り方なのではないかなと思います・

 

おわりに…人は意外と音楽に興味は「ない」?

というわけでもう少し少し補足です。

以前の記事にも書きましたが、楽器を引かない人は楽器の演奏の良し悪しや上手い下手はわかりにくいですし、そうなると、楽器だけの演奏はすぐに飽きます。

 

なので、「音楽というものは特別なものではない」という肩の力が抜けた認識が大事かなと。

もともと音楽って大昔にみんなで火とかを囲んでワイワイとやっていたものですからね。

その肩の力が抜けた楽しむ気持ちを大切にしたいものです。

 

2000文字弱で果たして言いたいことが伝わったかどうかは分かりませんが…外発的動機づけで音楽を始めた人も楽器を初めて鳴らしたあの感覚はいつまでも忘れないで欲しいなということですね。

ではでは。

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