ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラマーも必見!バンドのグルーヴ感のコツである「音の引き際」とは?

 
  2019/10/18
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グルーヴ
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

グルーヴ

今回はドラムの話…でもありますが、歌も含めて楽器を演奏する人にとってもとても大事なお話をご紹介します。

 

テーマは「音の引き際」でして、要は音って「出して」そして「止める」ということで成り立ってます。

 

例えば歌だったら「ラー」と声を出して「いつかは」止めるというわけですね。ここで意外と見落としがちなのが「音をいつ止めるか」つまり「音の引き際」なわけです。

 

まぁ詳しくは後でご紹介しますが、要するに「あの人の演奏(歌)って単純な演奏でもなんでうまいんだろう?」って不思議に思うことがあると思います。

 

その理由ってのが「こうだからこう」という単純な一つの正解があるのでなく、いろんな「細かくて基礎的なこと」をどれだけたくさんできているかだと思います。

 

その中の一つとしてこの「音をいつ止めるか?」というのも一つの重要なポイントな訳です。

ドラマー的・音の「引き際」

クラッシュシンバル

ではまずドラマーの場合の「音の引き際」とは何か?ということです。

 

まずイメージしやすいのが「シンバルの余韻」です。ドラムセットのスネアやタムなどの太鼓類は叩き方で音の長さを帰るのはそこまで顕著にはできません(チューニングやミュートでするしかないです)。

 

これに対してクラッシュシンバルやハイハットは自分の意思で音の長さを変えることができます。なので必要なのが常に「今自分が叩く音はどのくらいのタイミングで止めるべきか?」ということを考えないといけないわけです。

 

どうしてもドラムって「どんな音を出すか?」ということばかりに目がいきがちですが、「音をどのくらいのばすか?」も同じくらい大事です。

ドラムセット

…とここまで書いてもピンとこないかもしれませんが、例として曲中にクラッシュシンバルを叩くところを考えてみます。

 

曲のラストで言えば「ジャーン!」と叩きっぱなしにするのか、「ジャっ」と止めるのかという判断が必要になるし、その「ジャっ」と止めるにしても何拍分の長さまで伸ばすのか、ということも重要です。

 

これが曲中ならなおさらのことで、この様な細かい気配りが曲のグルーヴ感となっていきます。

 

最初は結構ここまで気が回らなかったりしますが、慣れてくると「クセ」になるので、曲の理解も深まるしいいことづくめです。

 

そもそも「初めと終わり」はどこなのか?

グラフ

ちょっと話が脱線しまして、心理学のお話なんでが。

 

「初頭効果」と「親近効果」というお話がありますが、人間は「最初のもの」と「最後のもの」が印象に残りやすい、なんて言われています(ただ「じゃぁ途中はいい加減に演奏していいのか?」というわけでもないんですけど)

 

そして今回、「音の出だしと引き際は大事」ということを今回お伝えしているのですが「そもそも初めと終わりってどこ?」ということになってきます。

 

ドラム単体で考えたときは、例えばわかりやすいのが「フィルインの初めと終わり」ですね。結構アマチュアドラマーに多いのが「フィルインの終わりが雑になってしまうドラマー」です。

 

これはフィルインから次のリズムに切り替えるときに、どうしても「切り替えた先」に意識が行ってしまいフィルインの「シメ」がおろそかになってしまうから起きることですね。

 

こういうわかりやすい問題ならいいんですけど、難しいのは「バンドで音を出した時」です。

 

つまりあるパートの人は音を「ブツっと切っているのに」別のパートの人は「ジャーン」と鳴らしている時とかですね。

 

これは聴いている方としてはとてもチグハグに聴こえるので、バンド内で共通の認識を持っておくといいでしょう。理想は「話し合わなくてもわかる」ことだと思いますが、そうでないときは話し合ってみるのもいいでしょう。

 

終わりに

というわけで今回はちょっとマニアックなお話でした。

 

音は「点」ではなくて「線」であるので、これをうまく利用できると聴き手を引きつける演奏ができるということですね。

ドラマーの方は自分の演奏を振り返るいい材料にもなりますよ。ではでは。

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