ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

オフビートはやっぱり大切だった~曲の聴こえ方が変わる~

 
  2019/01/24
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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さてまた過去記事のジェントメタルの内容を引っ張りますが…

 

簡単におさらいすると、ひょんなことからカナダのプログレッシヴ・メタルバンドであるIntervalsというバンドの「Mata Hari」という何とも変拍子&ポリリズムだらけの難曲をコピーすることになり、最初は無理と思いましたが…ギタータブ譜とにらめっこしていろいろ試行錯誤した結果、何とか音源に合わせられるようになったという経過をめでたく?たどりました。

で、私がある程度叩けるようになったことなどは別にどうでもいいんですが…叩けるようになったら1つ気がついたことがありました。

それはオフビート(裏拍)の重要性です。
オフビートというのは、読んで字のごとく要するにメトロノームがなっていない部分ですね。

というわけでどうしてこの曲をコピーしたことと、オフビートが重要なのかが関係するのか順を追って説明しましょう。

まずオフビートのシンプルな例としてはメトロノームを4拍子で4つ鳴らすなら、

カ・(ッ)・カ(ッ)・カ(ッ)・カ(ッ)

…となり、オフビートはこの「(ッ)」の部分ですね。

これって割とドラムの初学者向けの教材に書いてあったりしますが、私も大事だとは思っていましたが、具体的にそれに特化した練習はしないできました。

そして今回、コピーしたのがこの曲「Mata Hari」です。以前の記事にも書きましたが、この曲、譜面上は4拍子ですがその中に、ポリリズム的に変拍子が埋め込まれていて…

例えばとあるフレーズないしギターのリフのリズムパターンが、4拍子で完結せずに次の8分音符まで食い込んでいたりして、その結果、次のフレーズが1拍裏から始まる、なんてことがざらにある構造になってます。

 

そしてこれは私の悪い癖だったのですが、これまでもこのような構造の曲を叩くときは、4拍子に収まるこうしたポリリズムはめんどくさいので全部変拍子として解釈するという方法をとっていました。

しかし今回小節ごとに拍子が変わるのでこの方法が見事に使えず…泣く泣く4拍子として叩いてギターのリフを裏拍でポリリズム的に聴くという訓練を余儀なくされました。

すると何が起こったか?

例えば別の曲(jpopのシンプルなバラード)とかに合わせて叩いていても「聴こえ方」が違うようになりました。

ここで「聴こえ方」と、書くといささか主観的な話なので、具体的には、イヤホンで曲を流しながら叩いているとき小さい音量でもずれることなく叩けるようになったということです。

これって結構なことでして、今までは音を大きくしないと狭いスタジオだと自分のドラムの音にかき消されてイヤホンから聴こえる曲に合わせららないと思っていたのは…

その原因は、極端に言えば裏拍をしっかりと聴けてなかったので、自分の演奏を曲に合わせるポイントが極端にいえば「半分」になっていたということだったわけですね。

「半分」とはつまり、どんな拍子でも、「一拍」は「表拍」と「裏拍」2つで1セットなので、「裏拍」がちゃんと聴けていないと、「表拍」のみの半分になるということです。

というわけで今回の結論はいきなり自分のキャパを超えた難曲をコピーすると思いもよらない恩恵があったというお話ですが(荒療治、もしくは暴露法とでもいえるでしょうか)、とにかく今さらながらオフビートは大事だということですね。

ちなみに村上ポンタ氏はオフビートを電車の枕木の間隔や散歩の歩くリズムで練習したとこのDVDでは説明しておりますが…

オフビートの練習のヒントはいろんなところにあるということですね。

ではでは。

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