「ブログの記事のネタ切れ」に悩んでいるブロガーにオススメの「思考の整理法」とは?

はじめに
今回は久々ブログのお話。多分ブログをはじめたての方が不安に思うことの1つとして「ネタ切れ」というものがあると思います。
これに対して多くの偉大なる先人のブロガーの方達は「インプットが足りないからアウトプットであるところの”ネタ”が足りない」ということを言っています。
これももちろん本当なのですが、私が600記事以上書いてきて「インプットを増やすこと以外にも意外と使える」と思ったことがあります。
なので今回はそんなに大した話ではないですが、「ブログのネタ切れ」に困っている方のお役に立てばと。では本題に。
結論→「連想」を使う
今回の結論としては「連想を使う」ということです。この「連想」というのはいわゆる「連想ゲーム」の連想ですね。
例えば「A」というテーマのブログ記事を書いているときに、その小見出しの「a.b.c.d.e」などからキーワードを引っ張り出してきて、それをブログのメインタイトルにしてしまうというものです。
例えばこのブログの場合だったら、「ドラムでの身体の脱力」というテーマで書いているときに、「ドラムの姿勢」というキーワードで新たに記事を作ってしまう、というやり方ですね。
…という感じで書くと簡単なように聞こえますが、「連想しよう」と頑張ってもできるものではないので、そのためにはどうすればいいか?ということを次にご紹介します
「連想」を出しやすくするためには、「階層化」
ではなぜ連想しようと思っても出てこないのか?それは連想に至る道筋ができていないからですね。つまり自分の頭の中を暗闇で探し回っているようなものです。
そこでこの「連想しやすくする」ためにオススメしたいのは「階層化」です。これは人によっては「抽象度」と呼んだりもします。
例えば、「動物」「猫」「芝犬」というワードは抽象度がバラバラです。抽象度を揃えるのなら、
・「動物」「植物」「鉱物」という「地球の生態系」カテゴリー
・「犬」「猫」「猿」という「哺乳類」カテゴリー
・「芝犬」「チワワ」「ポメラニアン」という「犬種」カテゴリー
などなど。そしてこの階層は「犬種」→「哺乳類」→「地球の生態系」という順番でカテゴリー分けが上の階層へと行きます。
このようにカテゴリーすると頭の中が整理しやすく、またブログのテーマも連想しやすくなるのです。
「階層化」の便利なツール…マンダラート
「とは言っても頭の中でできないんだけど」という人は、おそらく慣れていないのかなと思います。
ブロガーのバイブル的なこの本だと、「マインドマップ」という図でカテゴリーを階層化する方法を使っています。
「これもちょっとハードルが高い」という人はこちらの「マンダラート 」をお勧めします。
これは1987年にデザイナーの今泉浩晃氏が開発した方法で、真ん中のマスにメインのテーマを書いてその周辺の8マスにそこから連想するキーワードを8こ書きます。
そしたらその8この連想するキーワードからまた連想するキーワードを8個書きます。すると計81個のキーワードがひねり出せるのです。もう少し詳しく知りたい方はこちらにリンク貼っておきます。
マンダラート的に物事を考える習慣をつけてみると?
で、今回お伝えしたいのは「マンダラート的な思考の整理法をを頭の中に入れておくこと」かなと。
もちろん「手で書く」ということも大事な作業なので、ここまでの記事を読んでいただいて「階層化って難しそう」と思った方はある程度紙で練習してみるといいと思います。
そして、「話が上手い人」「文章が上手い人」はもれなくこの「階層化」ができている人です。
逆に「話が長くて聞いていて眠くなってしまう人」の特徴の一つは、「話している階層があちらこちらに飛び飛びになること」が挙げられます。
なので、この「階層化」というのはブログのテーマを探しやすくするため以外にもいろんなメリットがあるんですね。
終わりに
というわけで、今回は久々ブロガーネタでした。
最後に補足しておくと個人的には「紙に書く」という思考法はいくら「もう紙なしでも大丈夫」と思ってもオススメかなと思います。
まぁその辺は過去記事の「メモの魔力」の書評で書いてあるのでよければどうぞ。ではでは。