ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラマーに付き物の「腱鞘炎」について知っておきたいこと

 
  2019/01/15
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

久々にドラムマガジンを見たら腱鞘炎について書いてあったので、今回はこちらでもこのテーマを取り扱ってみたいと思います。
 
今回腱鞘炎に関してお伝えしたいこととしては「治療より予防」これにつきると思いますので(特に脅すつもりはありませんが笑)。
 
今回は腱鞘炎になったドラマーに限らず、まだドラムで怪我をしていない方に向けても参考になればと思います。では本題に。
 

私の腱鞘炎遍歴

私の場合は独学でドラムを始めて一年くらいで腱鞘炎になりまして、仕方なく一年休んで痛みが引いたころドラムを再開したら今度は指の関節が痛くなり…いよいよこれはまずいということになり(ホントに叩けなくなった)、ドラムを人に教わるという過程に至ったわけです。
 
「じゃあ今はどうなの?」という話ですが。腱鞘炎になって15年以上経ちましたが、ぶっちゃけ完治はしておりません
 
ちなみにその間に合気道も8年ほど習っていて、こちらでも組手などで結構手首を色んな方向にねじられましたが、意外とこれに関しては長くても数ヶ月で痛みはひき、その後ドラムを叩くときも痛みはしません。
 
なので私の意見としては後でも書きますが、スネアドラムのリムショット(打面と縁を同時に叩く奏法)は金属を叩くだけに結構な手首と肘への負担なのではないかと。
 
そんなわけなので個人練習のように、一人でノンストップで叩き続けるときは手首への負担を序盤にかけすぎないようにペース配分しています。なので腱鞘炎とはうまくつきあいつつ、という感じですね。

 

 

腱鞘炎の原因は?

というわけでなぜ腱鞘炎になったか?ですが、私の場合は左手首でした。
 
左手はスネアドラムをリムショットで叩くので、スティックを握りこんで叩くという奏法をしていると、それってつまり金属を木の棒でぶっ叩いているので、手首と肘にもろに反動が来るわけです。
 
人間の身体もある程度耐久性はあるので、しばらくは平気でもある時期を境にスネアを叩くと痛みが出るようになり、整形外科に行ったらドラムをしばらく叩かないように言われてしまったということですね。
 

腱鞘炎対策は…スティックの反動を制すること

というわけで冒頭にも書いたように、腱鞘炎は一度なるとなかなか完治しにくいものだったりします。
 
なのでまだ腱鞘炎になってない人には「予防」でもあり、残念ながらすでになってしまった人には「悪化を食い止める」という意味でも、スネアドラムを叩くときは反動を手首に受けないように、以下の点に注意していただくといいかなと。
 
 
①小さい音を叩く場合、スティックを放り投げるように叩く
小さい音を叩く際は、腕の振りの幅は小さいので主に肘から先で叩くことになりますが、このスネアドラムを叩く時に指を伸ばしてスティックを下に叩きつけて、その反動を指で拾い上げるようにすると、手首への負担は減らせます。
 
つまり手を洗ってその水滴を振り払うような動作です。これが要は自然の理にかなった動作なのですが、ついつい人間は棒を持つと握りこんでしまうのでそれが腱鞘炎の原因となるわけです。
 
 
②大きな音を叩く場合、スティックのリバウンドの逃げ道を作る
大きな音を出すときは腕の振り幅は大きくなるので①とは違った動きになります。この時はスネアを叩いて跳ね返ったスティックの反動を真上に受け止めずに、ちょっと横に逃がしてあげると手首への負担が減らせます。
 
これは手首の腱鞘炎防止だけでなく、肘への負担も軽減できます(ドラマーもテニス肘の様な症状に見舞われることがありますので)。
 

おわりに

というわけで今回は腱鞘炎防止について書いてみましたが、何かこう書くとネガティブなことばっかり書いているようですが、腱鞘炎が起きないようにフォームを考えることは結果的に心地よいリズムの追及にもなるので、長くドラムを続けるためにも楽しみつつ予防していきましょう。
ではでは。
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