ドラムが上手くなりたい人のためのブログ

楽器が上手い人の「マインド」の特徴とは?

 
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ミュージシャン
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この記事を書いている人 - WRITER -
ドラム歴20年以上。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。シンプルライフが大好きなミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はドラムのお話…でもありますが「楽器が上手い人の特徴」について。

なので「奏法」とか「テクニック」の話ではなく「マインド(心構え)」についてです。

 

とはいえ私の専門はドラムなのでドラマー目線で書くことにはなりますが、他の楽器にも共通する部分もあるとは思います。

 

そしてこれは初級者のうちから知っておいた方がいいことでもあります(レッスンでは雑談っぽくお話ししています)

 

だから初級者のうちからできててなくても問題はありません。あくまで「頭の片隅に入れておくといいこと」なんですね。

 

というわけで本題に。

大事な二つのマインド

ミュージシャン

先に結論を言っておくとまず前提として「楽器がうまい人はたくさんいる」ので「変えはいくらでもきく」ということなんです。

 

これだけだとちょっとやるせなくなりますが笑、スキルアップする上でとても大事なことかなと。

 

それを踏まえた上でこの二つのマインドが大事になってきます。

  • 細部にこだわること
  • 自分の演奏を客観的に見ること

 

これは自分自身、楽器歴の浅い時期におろそかにしてしまっていたことなんですね。なので「あの時これを知っておけば…」という後悔も含めてです。

 

ビジネス書とか読むと、どうやらこれは楽器演奏に限ったことではなく他の仕事にも通じるところがあるとも思います。

 

ではこの内容を深掘りしていきます。

細部にこだわること

とにかく楽器のうまい人は細部にこだわります。

 

逆にいうと細部にこだわらないと上手くなれない、とも言えます。

そして細部以外のところは他の人もこだわるわけなので、細部にこだわると差別化ができるわけです。

 

と言ってもその内容は幅広いので具体例を交えてご紹介。

①音にこだわる

ドラマー

まずは自分が出す音へのこだわりです。

これは神経質なくらいにこだわると、それが「楽器の上手さ」へとつながっていきます。

 

たとえば、ギターならバッキングのときに「音の立ち上がり」「音の長さ」「次の音へのつなぎ方」などなど。

 

ドラムでいうと「一打一打の音色」「楽器間(特にバスドラム・スネアドラム・ハイハットの3つ)のバランス」「音色や音の長さのコントロール」とか。

 

こんな感じです。

 

なので「とりあえず高い楽器を買おう!」とかそういうお話ではないんですね。

 

スタジオに備え付けてあるドラムセットでも徹底して細部にこだわることはできます。

 

もちろん高い楽器を持った方が音へのこだわりは追求できますが、それはテクニックがついていないとあまり意味をなしません。

 

順番的には「安い楽器でも音色にこだわる」ことがまず優先すべきことかなと。

②音色にこだわる

エフェクター

①が少しできるようになってきたら次は「音色へのこだわり」ですね。

ギターとかで言えばギターやエフェクター、アンプなど自分が持っている機材が「聴き手にどのように聴こえているか?」

 

これがドラマーだと機材選びとチューニングです。

ただやっぱり順番が大事です。

 

音色にこだわるのは、まずは①の「音へのこだわり」というものができてからがいいと思います。

 

よく「初心者がいきなり高い楽器を買っても意味ない」という議論がありますが、それはこの順番を間違えているから。

 

まずは音にこだわらないと、自分の中に基準ができないので音色にこだわりようがないのです。

客観的に見る

ライブ

ここまでできたら次はちょっとメンタル的にちょっとキツい作業。

それは「自分の演奏を徹底的に客観的にみる」ということ。

 

具体的には、演奏の録音を聞くだけではなく是非「動画でもチェックすること」をおすすめします。

 

「それって演奏に直結しないのでは?」と思うかもしれませんが、これは自分の「フォーム」を確認する作業です。

 

フォームこそが演奏のクォリティを作り出しているのです。

 

楽器を始めたての頃は「自分なんて…」というネガティブ寄りの気持ちかもですが、ちょっと楽器が弾けるようになるとこれがひっくり返ることがあります。

 

つまり「自分は結構いけるんじゃないか?」と思い出す。

この段階で自分の演奏をどこまで客観的にみれるか?ということが大事ですね。

 

これは「自分にダメ出しする」ということと似ていますがちょっと違う。

要するに「自分の変えはいくらでもいる」と謙虚になることですかね。

 

生まれながらの「声」を授かったボーカリストと違って楽器のプレーヤーは、自分の身体「だけ」で勝負できないパートなんです。

 

なので「自分の変えはいくらでもいる」という前提のもとで「じゃぁ自分はどんな演奏をしていきたいか?」と考え抜くことがとても大事であるということですかね。

おわりに

というわけで今回は楽器が上手い人のマインド編ということでした。

ただこの辺の事って文字情報だけでは「身体で理解する」ことは難しい。

 

なのでオススメは「上手い人と一緒にいること」これに尽きます。

一緒に演奏できれば最高ですが、人間の脳にはミラーミューロンというものがあると言われているので、ただ同じ空間にいるだけでも十分にいろんな物を学べます。

(ミラーニューロンについては過去記事でも書いています)

そんな感じでよければご参考にまでに。ではでは。

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