ドラマー的に面白いジャンル~プログレ・メタル・フュージョンという音楽ジャンル~

目次
はじめに
以前の記事「FMラジオと本屋」で書いた通り、FMラジオを日夜流している生活が続いていますが(我が家にはTVはありません)。
最近おすすめのバンドが見つかったのでシェアしようかと。
(ちなみに2020年11月時点ではFMは聴いてませんので悪しからず。TVは無いですけどね)
以前の記事でも書きましたが、本屋やFMラジオは思いもよらない発見をもたらしてくれる、古き良きメディアであると私は思うのです。
まぁ詳しくはその記事を見ていただくとして…。
FMラジオを何となく聴いているとなにやら私の琴線にドストライクのバンドが…。
あまり電波の良くない状態でぼんやりと聞いたバンド名を頼りにググってみると、どうやら「Animals as leaders」というバンドらしいということがわかりました。
Youtubeで聴いたらこれがほんとにすごかった…。
で何が「おすすめ」かというと、このバンドが私の好きな音楽のジャンルにカテゴライズされるバンドだったからなのです。
というわけで今回は少しだけドラムの話から私の好きな音楽のジャンルについて書こうと思います(最後はちゃんと戻ります!)
「プログレメタルフュージョン」なるジャンル
そのジャンルとは…「プログレメタルフュージョン」です。
しかしこのジャンルはかなりマニアックで、その定義もあいまいなので自分なりにそうとうザックリと定義してみました。
①プログレ(プログレッシヴロック)
変拍子を多用している。また曲の展開がロックやポップスではなくクラシックやジャズに準拠している。
②メタル
ドラムが2バスを踏んでいる。またギターが16分で刻んでいる。速弾きがある。パワーコードが多い。
③フュージョン
コード進行の中に、9度以上のコードが使われている部分がある。
また、通常のロックやポップスでは見られないようなドミナントコード→トニックコードを無視した浮遊感のあるコード進行が使われている。
この3つの要素が出てくるのが「プログレメタルフュージョン」だと私的には勝手に定義しています。
まず、最初にこのジャンルに出会ったのがこちら。
これは昔かなり聴いていたDreamTheaterつながりで知りました。(Keyの人はDream theaterの2代目だったので)
こうなんというか、メロディの際立っているロックやポップスとは違う楽しみ方というのでしょうか。
自分の中の破壊衝動みたいなものを浄化してくれる稀有なジャンルとして認識し始めたわけです。
そして、日本のバンドではこのあたり…!
歌も入っているのでゴリゴリのインストではないですが、やっぱり邦楽は聴いていて安心する感じですね。
それでいて7弦ギターと5弦ベースの組み合わせはこの手のジャンル好きにはたまりません。
こして、今回の…このバンド。
ちょうど最近来日していたそうです。
編成が8弦ギター2人とドラムという、編成からしてグッとくるし、曲のマニアックさも申し分ありません。
ドラマーとしての聴きどころをご紹介。
「Animals as leaders」の聴きどころ!
フレーズが良い!
結構この類のジャンルの曲のドラムフレーズって似通うことが多いのですが。
このバンドのドラムは、極端にプログレっぽくもなく、メタルっぽくもなく、フュージョンっぽくもないのです。
じゃぁ何なのかと考えると、曲に合ったドラムを叩いている…そんな感じですね。
両足のバスドラムが手の様に聴こえる!
動画を見る限り、1バスでツインペダルを使用している様ですが、両足の躍動感がすごいです。
ふつう足って手よりパワーがある分、自由が効きにくいものと思ってましたが…その常識を覆された感じですね笑。
おわりに
という感じで、ここのバンドのリーダーのギタリストの人は4月にまた大御所のギタリスト達と来日するそうです。
私的には今後の更なる活躍を期待しています。
ではでは。