ドラム上達方法/ミニマリスト/趣味の話

ドラムが上手くたたけない時は「リバウンド」が扱えていない時かも?

 
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スティック
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この記事を書いている人 - WRITER -
ドラム歴25年。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。ミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はドラムのお話。テーマは「スティックのリバウンド」について。

このお話はドラムを始めたばかりの方も、初級から中級で伸び悩んでる方にも大事な事です。

 

要はドラムはリバウンドをいかに上手く味方につけるか?というところがポイントだからです。

 

なのでリバウンドを味方につけると、筋力がなかったり体重が軽かったりしてもある程度は大きな音を安定して出すことができます。

ちなみにバスドラムについてはまた別のお話になるので、今回はスティックに絞って書いていきます。では本題に。

 

結論→スティックを加速させよう

今回の結論としては「リバウンドを味方につける=スティックを加速させる」ということ。

 

硬いものを叩くと必ず叩いたものは跳ね返ります。この跳ね返るという現象を垂直で考えてみます。

すると「①上に上がって」「②下に落ちる」という軌道をたどりますね。

 

ドラムのリバウンドが上手く扱えていない人は、気持ちがあせったりコンディションが悪かったりして、①の「上に上がっている時」に早くも次の動作に入ってしまう。

 

すると、スティックの動きを殺してしまうことになるんです

 

殺してしまうとどうなるかというと、その分自力でスティックに動きをつけないといけないんです。

 

想像ですけど、宇宙でドラム叩いたらめちゃくちゃ大変だと思います。なぜならリバウンドが地上ほど無さそうだから。

 

バラードみたいにゆっくりな曲ならまだ良いですが速い曲だとリバウンドを使わないと到底追いつきません。

 

なので、大事なのは②の「スティックが自然に落ちるタイミング」に自分の手の重さを乗せることです。

 

そうするとスティックの落ちる動きがさらに加速して大きな音がでます。

そしてこれって、バスケのドリブルと似ているなと思うわけです。

 

スティックのチップと持ち手は逆の動きをする

以上が理屈なんですけどバスケのドリブルと違って、スティックは「長さのある棒」です。

 

イメージはバスケのドリブルなんですけど、バスケのドリブルとスティックのドリブルは違うということ。

それはどういうことか?

 

まずスティックでドラム(というか物)を叩くとこの様に先端が上がり持ち手が下がります

スティック

この時は持ち手が下がるのを邪魔しないことです。

 

そして、次にスティックの先端が落ちてくると、持ち手が上がってきます。

スティック

この持ち手が上がるタイミングに合わせて、自分の身体の重さをかけるということ。

 

つまりスティックの先端と持ち手は逆の軌道を取るので、反動を上から押さえつけない様にすることが大事なんですね。

 

家ででもできるリバウンド練習

そしてこれは家でも練習ができます。

とはいえ、枕や雑誌はリバウンドがないので無意味です。

 

なので、硬いものを叩く練習です。例えば床とか金属とか。ただし、まともに叩くと手首が破壊されるのでご注意を…笑。

 

大事なのはこの動画のようにスティックの持ち手をすくあげて、振り下ろすタイミングを合わせることです。

 

終わりに

というわけで今回はリバウンドのお話でした。

ドラムの基本的な悩みってだいたいこんな感じかなと思っていて。

  1. 手足がつられる
  2. バスドラが、上手くふめない
  3. 早く叩けない
  4. 大きな音が出せない

このあたりだと思うので、リバウンドを上手く支えるようになると3.4がラクになります。

 

もちろんリバウンドの問題はある日突然解決するわけではなく、一生かけて追求していく問題なんですが。

そこがドラムという打楽器の面白さですね。ではでは。

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