レンタルしたドラムのペダルの調整は念入りに!

目次
はじめに
今回はドラムのお話。今回は「スタジオとかで借りたペダルの扱い方について」書いてみたいと思います。
まだ自分のペダルを持っていない初級のドラマーも、自分のペダルを持ってくるのがめんどくさい中級ドラマーの参考になればと思います。
では本題に。
結論→「いつもの感覚」を大事に
今回の結論は「いつもの感覚を大事にしよう」ということです。
つまり自分がいつも踏んでいるペダルの感覚をちゃんと覚えて、その感覚がそこからズレていたら直していこうという事が大事です。
これは楽器に限らずスポーツでも他の仕事でもそうだと思いますが自分のいつもの感覚を持っておくことは大事ですよね。
ビジネス本とかで生活のリズムを大事にしようというのも鉄板ネタだしYoutubeでルーチン動画が流行るのもわかる気がします。
話を戻しまして。
ドラムでこの「いつもの感覚」をつかむのには、バスドラムの踏み心地が一つのバロメーターとなるわけです。
でもペダルを借りたりするとそのいつもの感覚からズレたりします。
なのでその原因をすぐに見つけることが大事なわけです。ではその原因と対策をいくつかご紹介。
①スプリングの硬さ
レンタルのペダルはときどきスプリングが硬すぎたり、柔らかすぎたりします。
ここは多少時間を割いても徹底して自分の踏みやすい硬さに調整するべきです。
フットワークはドラムの要なので、ここをこだわらないとドラムの演奏が総崩れになります。
②ビーターの位置と角度
ビーターが長すぎたり短すぎたり、また角度が明らかに踏みにくいときも念入りに直した方がいいです。
不慣れな人はうまく行った時のペダルのセッティングをスマホで写真に撮っておく事をお勧めします。
あと、木製のビーターは重いので勝手がいつもと違う感じになります。
普段木製を使わない人は普通のビーターに変えましょう。
それでもうまくいかない時
ただそれでも上手くいかない事があります。
そんな時は、今しがた紹介した二つをやった後に以下のことを見直してみてください。
③イスの高さ
イスの高さが低すぎたり高すぎたりするとペダルを上手く使いこなせません。
ちょっと裏技的ですが、イスの高さがうまく決まらない時は気持ち高めにセッティングするといいですよ。
④体調
風邪気味とか寝起きとか寝不足とか、またはトレーニングの後とかだと足が上手く動かないことがあります。
そんな時は無理せずにいつものパワーの80パーセントくらいでやっていると自然に動くようになることがあります。
ちなみにメンタル的に不調な場合はドラムを叩くと治ることもあります。
⑤バスドラムのチューニング
バスドラムの打面のチューニングがいつもと違うとペダルに違和感を感じることもあります。
バスドラムのチューニングは難しいイメージがありますが、臆せずに色々やってみましょう。
⑥服装
長い革靴だと当然踏みにくいし、伸縮性のないスキニーパンツも足の動きが制限されます。
ドラムの時にはなるべく避けるといいですね。
終わりに
というわけで今回はバスドラムのペダルを使って自分の「いつもの感覚」をつかむというお話でした。
ちなみにこの「いつもの感覚」について深く知りたい方はこちらの本も面白いです。
寺門ジモンさんの著作なので都会でのサバイバル術が書いてあったりと結構ぶっ飛んだ本ですが、ビジネス書としても尖っていて面白いと思います。
よければご参考までに。ではでは。