三線初心者が最初にぶつかる関門は「音合わせ」だった

はじめに
今回は三線の記事です。テーマは「三線を半月やってみて気がついたこと」です。
先日、三線を買ったという記事を書いてから少しの間触れてませんでしたが、ここ最近のコロナの騒動でスケジュールが飛び家にいる時間が増えたので独学でポツポツと練習してます。
やっぱり新しい楽器というものは、いくらドラムを20年以上やっているとはいえ振り出しに戻った感はありますし、いろんな気づきがありました。
そこで、今回は「これから三線を買ってみたいけど…ホントに弾けるのかな?」という方と同じ目線で、書いていきたいと思います。
ちなみに私の弦楽器のスキルですが、こんな感じです。
✔︎ギターはコード弾きと簡単なフレーズが弾ける程度
✔︎ベースはルート弾きと簡単なフレーズが弾ける程度
ちゃんと練習してこなかったので歴だけ無駄に長くなっています笑。というわけで本題に。
チューニングが難しい
結論を言うと三線で最初に大変なのは「音合わせ」なんです。
まず立ちはだかった壁は「チューニング」。楽器の値段のせいなのか弾いていると一番高い弦のチューニングが、すぐに緩んできます。
ギターでいう「ペグ」のところが三線だと「カラクイ」というらしいですが、チューニングがピタリと合わせ辛いです。
どうやら三線は単体で引く場合のチューニングは、弦と弦の間の音程さえしっかり合わせられていれば良いとのこと。
そこで調べていたらこんな便利な動画を見つけました。チューナーがないのでこの動画は重宝しました。
私もこんなような痒いところに手が届くような動画を作りたいものです…。
ピッチがとりにくい
チューニング問題の次に大変なのがピッチ。
三線はフレットがない楽器なので、ギターやベースしか弾いたことがない私には大変です。
もちろんネックにシールは貼ってありますが、単音ではなくてフレーズとして弾くと、微妙にずれてしまうのです。
これは反復練習すれば治るのか他の秘策があるのか…まだわかりません。
音量はどの程度?
三線を買おうと思っている方には「家で練習して近所迷惑にならないの?」と思っている方もいるかなと。
これに関しては大丈夫だと思います(ただし壁の薄い木造アパートは除く)
というのも、三線は本来指にはめる専用ピックみたいなので弾きますが、別に指で弾いても弾けます。
なので指で弾けば音量は押さえられるのです。
ただしスピードの速い曲は指では追いつきませんが、そもそも初心者には速い曲は弾けません。
後、音量を抑える「駒」もあるようですが指で弾けばいいので特に買わなくても良いのかなと(この画像の「駒」は元から付いていたやつです)。
スタジオなどで思い切り弾きたい時はギターのピックでも弾けますよ。
ケースにいれないことが大事
これは他の楽器でもそうですが。基本出しっぱなしにした方がいいです。
どうしても新しく楽器を買うと「大切にしなきゃ」と思い、弾くたびにケースに入れたくなりますがそうすると弾く頻度が下がります。
三線はネックが細いのでそこは細心の注意を払いつつも、出しっぱなしにしておいた方が良いですね。
後インテリアとしても良いですよ笑。
おわりに
というわけで今回は三線をはじめてみて気がついたことを書きました。
ちなみに私の使っている三線はこれです。価格帯はかなり安い方だと思います。
ギターとかと違って弦を抑える力は全くいらないので、小さいお子さんや女性にもおすすめな楽器だと思います。ではでは。