ドラム上達方法/ミニマリスト/趣味の話

ドラムの独学が難しい3つの理由は「セッティング」「フォーム」「自宅練習」

 
  2021/01/28
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ドラム
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ドラム歴25年。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。ミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はドラムのお話。テーマは「ドラムの独学が難しい3つの理由」です。

 

この「難しい」というのは他の楽器(ギター・ベース・キーボード)と比べてという事ですね。

 

とはいえ、私のレッスンを宣伝したいとかいう記事ではありません笑。

 

最近体験レッスンをする事がちょくちょくあり、その時に思った事をベースに書いていこうと思います。

 

なので今回は「ドラムを始めてみたいけど習った方がいいのかな?独学でもいいのかな?」とお悩みの方の参考になればと。では本題に。

 

なぜ独学が難しいのか?

では「なぜ独学が難しいのか?」という3つの理由を書いていきましょう。

①準備ができない

ドラムセット

まず最大の理由がこれです。つまりドラムの練習はドラムが叩けないと始まりません。

 

これからドラムをやろう!として家にホンモノのドラムをいきなり買うの人はほぼいないでしょう。

 

そうすると、どこかのスタジオを借りることになります。そしてこんな疑問にぶち当たる。

  • 「1時間のスタジオ代ってこんなに高いの?」
  • 「どこのスタジオがいいの?家の近所でいいの?」
  • 「当日はどういう段取りなの?」

 

などなど。この時点でハードルが上がるわけです。

 

そして次はセッティング。運が良ければそのままバッと座って叩ける状態になってることもあります。

 

でも妙に叩きにくい位置になってたり、太鼓の打面がパツパツで叩いてると手首が痛くなってきたり、ネジが硬すぎて回らなかったり…ということは頻繁に起きます。

 

ドラムは電気を使わないので音が出ない事は100%ありませんが、かわりに他のトラブルが起きるんです。

 

私の感覚だとドラムのセッティングは「機械いじり」みたいなものかなと思います。なので勘のいい人ならなんとなくできちゃうかも。

 

ただ次に書きますが「何となく」でセッティングすると、間違ったフォームが染み付いてしまうことも。

 

ドラムは自転車や水泳と同じ「無意識の運動」なので無意識についたクセをとるのは、時間がかかるのです。

 

というわけで。いざドラムを叩く前にもこれだけの段取りを踏まないといけないわけです。

②フォームがわからない

ドラム

そしていざドラムを叩けたとして次の問題はフォームです。

 

もちろん我流でも音は出ますが、我流で正しいフォームが叩ける人はそれこそ天才なので少数派でしょう。

 

「正しいフォーム」と書きましたが「唯一の正解」のことではなく、その人の体格や運動機能に合った「最適解」という意味での正しさです。

(なので私のレッスンも初期はフォームの話がかなり多いです)

 

ただ動画をみて独学で学ぶと、動画でレクチャーしているドラマーのフォームを真似ることになります。

 

ドラマーの身体的な個性は十人十色なので、これだと後々無理が出てくるし、ドラムの本質がわかりにくいので中級以降の伸び悩みとなります。

③家での練習方法がわからない

ドラム

ドラムはスタジオでしか叩けないのでそれ以外の時間、つまり家での練習や個人練習が必要になります。

 

(やらなくても上手くはなりますが、かなりスピードは遅くなります)

 

ただ家での練習とか個人練習の方法に関する情報は、ネットや教材にはあまり出回ってない印象です。

 

まぁ当ブログを見ていただければいいんですけど笑、それでも住環境や個人練習に使えるお金、モチベーションもこれまた十人十色。

 

なのでその人に合った工夫をしないとなんです。

 

ギターや鍵盤なら家でも普通に弾けるので、ドラムの自宅練習の「工夫」を教えてもらえれば短期間で上手くなることも可能なわけです。

 

エレドラだとハードルは下がる

家での練習はエレドラでもできるでしょ?と思った方もいるかもしれません。

 

ただエレドラでできる事とできないことはきっちり分けた方がいいです。

 

きっちり分けないでエレドラばかり叩いているとエレドラが上手いドラマーになるので、生ドラムに必須の音のニュアンスの出し方が身につきません。

 

手前味噌ながら当ブログの過去記事(エレドラでの自宅練習について)などもご参照ください。

 

楽器経験者は少し有利

ギター

ただドラム以外の楽器経験者は少し有利になります。それはこんな理由。

  • 音楽の勘所が分かっている
  • スタジオの使い方が分かっている
  • 壁にぶち当たった時の対処の仕方が分かっている

なので楽器経験者はとりあえず独学でドラムを始めてみるというのもあり。

 

個人練習に入った時にドラムセットでちょっと遊んでみるとかできるし、バンドリハーサルなら休憩中にちょっとドラムを叩かせてもらうとかもいいですね。

 

後は学生さんなら音楽サークルに入るのはありですね。

 

とにかく身近に自然にドラムがある環境に入るのはオススメします。

 

おわりに

というわけで今回はドラムを独学で始めるのが難しい理由について書いてみました。

 

レッスン受講も時間、お金、労力がそれなりにかかるので「独学で始めたい」という気持ちもよくわかります。

 

また宣伝みたいになりますが、私のレッスンでは単発レッスンもお受けしてるので、セッティングだけ学んでしまえば始めることはできなくもないです。

 

そして時折フォームが崩れてないかだけをオンラインレッスンとかで受けていただくとかですかね。

 

その間に沸いた疑問は無料のフォームを開けてあるのでメールで聴いていただくとか。

 

…という感じで上手く活用していただくのもありです。

 

またドラムを独学でやることに関しての過去記事もいくつかありますので良ければご参照くださいね。

「動画を見てドラムを独学すること」は難しい…?

「ドラム初心者が動画で学ぶ時のポイントとは?」

ではでは。

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