温泉とグルメを堪能したいつぞやの静岡一人旅行記です

はじめに
さて今回は久々旅の記事。
といってもこのご時世なのでリアルタイムのではありません。
いつぞやの一人旅に行った時に撮りためていた写真がお蔵入りになっていたので今回書いてみようと。
過去記事でも書いていますが、私は千葉が大好きなのでひたすら千葉に行っていたんですけど。趣向を変えて静岡に行ってみたというわけです。
静岡は熱海や伊豆などメジャーな観光スポットには行ったことはありましたが、一人旅で自由がきいたのでちょっとだけマニアックなスポットにも行きました。
コロナで旅行が楽しめない昨今ですが、この記事で旅情をお楽しみいただければ幸いです。
では本題に。
旅のスタートは熱海から
ちなみに今回の旅は宿を押さえただけで他は完全なノープラン。一人旅だからこそできることですが。
とういわけで東京の自宅から電車で三島を目指します。
東京からだと「何となく横浜にいってそこからJRで一本」みたいなイメージだったので。
理想のスケジュールとしては「三島で昼飯」ということだったのですが、田舎あるあるで電車の乗り継ぎがなかなか上手くいかず。
熱海に近づくにつれてお腹が減ってきてしまいましたが、旅の目標に「食事は地元の物を食べる(そして地酒を飲む)」と決めたので、小腹を満たすために駅の売店でお菓子などは避けたい。
三島まで待つと昼食が遅くなり夕食の時間も遅くなってしまう(なぜこれがいやなのか?というとお店が閉まってしまうかもという心配と、単純に早寝なので)
というわけで意を決して熱海で下車。
個人的にお店は可能な限りスマホではなく「歩いて探す派」
なぜならスマホの情報だけだと店構えがわからないから。そのお店の醸し出す雰囲気がピンとくるお店に入りたいのです。
そしたらいい感じのお店が。
一見定食屋ながら、地元の飲み屋的な役割も果たしてそうな感じが良い。
イカメンチなるものをオーダー。普通のメンチよりあっさりしてました。
お腹も満ちたところで三島に到着。
旅の最終日に気付いたのですが、三島駅は「Suica」は使えません(代わりにICOCA)。こんなちょっとしたハプニングも面白い。
駅前は意外と栄えていてどこを観光していいのかわからず。早速「来てみたけどどうしよう」状態に。
とりあえず駅近の三島大社に行ってみました。
近隣のお土産屋ではカラフルな和菓子が目に着きます。
食品サンプルもいい味だしてます。カレーラーメンの黒さが良いですね!
まだ日が沈んでいなかったので、どこに行こうか…。
こんな時はGoogleMapで「緑の多い場所」を探すのが自分の中で恒例になってます。
すると徒歩50分のところに柿田川公園なるものが。とりあえず行ってみると…。
柿田川がありました。きれいでした。
さすがに歩き疲れたのでホテルにチェックイン。ドーミーイン三島です。
ここはとにかく清潔!毎晩安心して寝ることができました。ビジネスホテルとして秀逸。
12階には本物の温泉が出る大浴場もあります。駅近なので三島駅周辺の夜景が窓からは見えました。
そして初日の夕食は地元の飲み屋をチョイス。
静岡に行ったらまず食べたかったのが黒おでん。
しっかりと濃い目の味付けが抜群に日本酒に合います!この旅で一番のメニューでした(もう一回食べておけばよかった)
あとは三島はうなぎが有名なのでうなぎの肝煮を。とろとろで全く臭みがなく、しかも滋養抜群。
シメに三島コロッケ。三島はジャガイモもとれるそうです。これでお腹いっぱいに(すでに日本酒を500ml近く飲んでいる)
二日目は修禅寺から沼津
二日目の行き先を考えた時に、前日にちょっと気になる路線図が。
それは三島駅から伸びている「伊豆箱根鉄道」なるローカル線。
そこまで電車好きではないですがローカルなもの大好きなので乗ってみることに。
車窓の風景が住宅街からだんだんと「山!」って感じになります。
そして終点の修善寺駅に到着。ところがスマホで修善寺を探しても出てこない。
代わりに「修禅寺」があるとのことなので行ってみることに。
駅から40~50分歩いて到着。修禅寺は弘法大師が開いたお寺だそうです。
せっかく来たのだからと近所をぶらついてみました。
こんな↓感じの香ばしい風景もちょっとありましたが、あまり見るところがないと気がついてしまい…。
この時点でまだ午前中。
そこで午後を使って沼津で寿司を食べよう!と決め沼津に。流石に歩いては行けないので一旦三島駅に戻って、JRで沼津へ。
沼津の鮨はやっぱり美味しかった
沼津の駅前はこんな感じ(指入ってすいません)。
私の勝手なイメージですが、駅前に沼津港があるのかと思っていたら駅から30分以上歩いたところにあるらしい。
漁港の敷地を歩いてみると旅情あふれる観光地っぽい感じに!
早速回転寿司に入ります。
寿司ネタはバラで頼むよりセットで頼むのが地元感があって好きなので、3・4・5貫盛りを全制覇。
中でも印象深かったのが…コク深い深海魚と。
肉厚の富士宮サーモンでした。
もちろん日本酒も一瓶。
食後はお土産屋を見たり港に行ったり。とはいえこの日は風が強すぎて海を眺めてまったりもできず。
これでもまだ外が明るかったので、三島駅に戻りヒトカラで歌の練習を。
メタルをひたすら歌っていたらカロリーを消費したので本日の夕食は…というとローソンの納豆巻きとサラダ。
要するに一旦ここでご馳走に飽きてしまったのです。
お酒も地酒ばかり飲んでいたらいつものストロングゼロが飲みたくなってしまいました。安上がりな人間です。
三日目は大雄山から小田原城
そして三日目。振り返るとこの日が一番充実していて旅のハイライトだったと。
目的地は前日に決めてあり、これまたローカル線の大雄山線に乗り込み最上寺という山の中のお寺に行ってみようと。
なので早朝に小田原駅に行き、大雄山線に乗車。
20分くらいで到着。この日は風も弱く山歩きも行けそうな感じ。
スマホで調べると駅から徒歩で約一時間。これで「近い」と思うほどに感覚が狂ってきました。
山道もちゃんと舗装されているし、熊もでなさそう。
Wifiも繋がらなくなったので、森林浴と自然の音を楽しみつつお寺の門に到着。しかしここからが本番でした。
こんな感じの石段のオンパレード。
お寺の地図を見てみると「奥の院」というところ(↓の地図の一番左上)が終点?のようなので行ってみることに。
とどめの階段。
そして奥の院到着。特に何をするわけでもないですが。
たくさん階段を登ったのでお待ちかねの昼食。さっきのお寺の入り口に食べるところをしっかりとチェックしておきました。
お店オススメの天狗そば。お酒に合うように冷たい方を。
ダシもしっかりきいているし、コシのある蕎麦に山菜の歯応えがからみつく!いままで食べたそばの中でもかなりの上位だ。
そして下山。この時点でまだ15時くらいだったので小田原城も行ってみることに。
小田原城の中は博物館みたいになっていて、城の歴史なんかが見れます(そこまで歴史に興味ないのでささっと見た感じでしたが)
そして天守閣の眺め!夕方で風ででてきましたが、この景色は一見の価値ありです。
ただ高いところから見えた景色というよりも、この城の場所がベストなんでしょうね。お城って権力の象徴なんですねぇ…。
そして歩き回った後の夕食は…イマイチ決まらず。
とりあえず三島駅のお寿司屋さんに行ってみることに。
静岡名物の緑茶ハイ。
「天明」という日本酒。
黒はんぺんを揚げたもの(日本酒に最高に合う)
ワサビの茎の漬物を。
せっかく寿司屋に入ったので生しらす軍艦。
富士宮ハムカツを。もはやハムカツというより豚カツみたいな肉厚!
最終日は小田原漁港で昼飲み
いよいよ最終日。昨日の山道のせいで下半身の筋肉痛がすさまじい。
普段からジムのマシンで足腰は鍛えていますが、マシンで取りこぼしている部分がよく分かったという感じです。
やっぱり全身運動も挟まないとだめですね。
というわけなので、ホテルをチェックアウトして小田原漁港で美味しいものを食べて帰ろうと早川駅へ(小田原漁港は小田原駅にはない)
駅から徒歩40分くらいのところに面白そうなスポットがありましたが流石に筋肉痛が辛くて断念。
漁港の駅でお土産を買い…。
裏道をぶらつきつつ。
小田原漁港へ。
ここも沼津漁港みたくお店がたくさんあります。本日の目的は「アジフライ」一択だったので早速お店に。
塩からも美味しそうだったのでオーダー。いつも東京の「庄や」でやっていることと変わらない気がしますが。
やっぱり塩辛は「香り・コク・食感」全てにおいて段違い。
そしてアジフライ到着。鮮度抜群なアジだったので刺身を食べているかのような不思議な感覚。もちろん美味しかったですが。
他にも魚のもつ煮やら牡蠣の天ぷらやら気になりましたが、キャベツでお腹いっぱいになったので断念。胃袋がもう2つ欲しい。
おわりに
というわけで完全ノープランな静岡の旅行記でした。
今回の収穫としてはこんな感じ。
- 静岡の地酒は種類が多くどれも飲みやすいので毎食ごとに楽しめる
- 地元グルメの幅が広かったので複数人でシェアした方が楽しめる
- 下半身を鍛えたいドラマーには大雄山の最上寺はおすすめ
私はあんまり一度行ったところに二度行こうとは思わない性分なんですが(千葉と沖縄は例外)大雄山はまた行ってみたいと思うほど良かったです!
そんな感じで当ブログの中でも長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき感謝。ではでは。