ドラムの「シャッフル」は難しい!?一番簡単な練習のコツをご紹介

はじめに
今回はドラムのお話し。テーマは苦手な人が多い「シャッフル」です。
このシャッフルとはいわゆるこんな感じの「跳ねるリズム」で、日本人が特に苦手なリズムであると言われていますし(真偽は不明ですが)、実際に苦手な人が多いような気がします。
なので「エイトビートが叩けるようになっていざシャッフルのパターンを練習しようとしたけど、全然うまくできない!」という人のお役に立つような内容を書いていきたいと思います。
では早速本題に。
結論→まずは「スネアのみ」からやってみる
今回の結論としては「まずはスネアからやってみる」ということです。
これはどういうことかというと、シャッフルのリズムがうまく叩けない人は、「リズムを各パーツで分解してみる」ということができていないわけです。
なのでまずは、「バスドラム・ハイハット・スネア」のリズムで身体に染み込むまで徹底的にやることをお勧めします。
ちょっとこれだけだと何のことやらなので…次に具体的な手順をご紹介します。
「跳ねて聴こえる」要素はスネアだけでも出せる!
ここが一番大事なのですが、リズムを跳ねて聴かせる一番簡単な方法は「スネアのゴーストノート」でいけます。
もちろん上手い人のシャッフルを見ていると、ハイハットを「チキチキ」とオシャレにやったり、バスドラムを「ドドっ」と突っ込んでみたり…それはそれでかっこいいんですけど、いきなりこれをやるのは無理です。
なので、まずやるべき手順はこんな感じ
①BPM120くらいの中くらいのテンポで「普通のエイトビート」を叩く
②そこにスネアドラムのゴーストノートを「普通に」入れる
③そのゴーストノートのタイミングを少しずつずらして行って「跳ねた感じ」を出していく。
まずはこれが気持ちよくできるようになる、つまり身体で覚えるまで繰り返すことが大切です。
なので、シャッフルのリズムを叩く前に、まずはスネアのゴーストノートありの「シェイク」と呼ばれるパターンをできるようにならないといけないわけです。
*ちなみにこんなリズムパターンです
なぜシャッフルが叩けないのか?
…という感じで書きましたが「そうは行ってもやっぱりできない」という方もいるかもしれません。
これは決して「日本人だから」とかそういうわけではなく(なぜなら日本のお祭りにも跳ねたリズムはあります)単純に「音の6分割」ができていないということなのです。
つまり、今までは16分音符という「4分割」に慣れきっていたところにいきなり「6分割」がベースとなているリズムである「シャッフル」を自在に叩こうとしてもそれはなかなか難しいわけです。
6連符も同時に練習する
なので、先ほど書いた「シャッフルのパターン」を練習するのと同時に、6連符の練習もパッドなどでしておくことをお勧めします。
これをしないと「一拍を6等分」するという感覚が身につきにくいし、シャッフルの曲のフィルインも6連符でできていることが多いのですね。
終わりに
というわけで今回はシャッフルのリズムの初歩的な理解について書きました。
本当は動画で実演したいのですが、もう一度要点をまとめると…
最初はスネアドラムのゴーストノート「のみ」でシャッフルを作り出すということ「だけ」を、目標にやってみるといいということです。
こうすると、これまで習得したエイトビートからの繋がりも確認できるのでオススメです。
ではでは。