ドラマーの顔ともいうべき「シングルストローク」の上達方法のコツは「口で歌う」こと?

はじめに
さて今回は再びドラムの話。今回は「シングルストローク」というテーマのみに焦点をあてて書いていきたいと。
「シングルストローク」というのは、右・左・右・左…と交互に叩くことです。
ドラムセットで基礎練習する時は両手両足全部動かす事をオススメします!その方がバランス感覚がつくので。#ドラム #ドラムレッスン #個人練習 pic.twitter.com/9Hs805aaZO
— Hazime (@kah35sx) January 10, 2021
しかし極端にいえば、ドラム演奏ってほとんどシングルストロークなわけで…意外とこれが奥が深いのです。
なのでシングルストロークはそのドラマーの「顔」ともいうべきものなのではないでしょうか。
というわけで今回は「ドラムを始めたばかりでシングルストロークがうまく叩けない」とか「ちょっと基礎を見直したいな」という方に向けて何かのお役に立てばと。では本題に。
ドラムを始めたばかりの方が意識した方がいいこと
まずはドラムを始めたばかりの方に向けて。この場合は先ず何より「アクセントをつけずに均等な感覚と音量で叩けるようにする」ことが一つの目標となるかと。
ついでにこれはある程度ドラムを叩けるようになった人にも重要なことで、自分のシングルストロークの精度(つまりキレイさ)を上げるとグッとドラムが上手くなったように聞こえたりします。
要はある程度手足が動くようになって来たら、他のプレイヤーと差をつけるのは意外と基礎的な事だったりするのですね。
まぁ難しい事にも挑戦はした方がいいんですけど、意外と難しいをことやっても差はつかないような気がします…。
自分の演奏をこまめに客観的にとらえよう
しかしこの「左右両手で、均等な感覚と音量で叩く」という動作は、日常生活にはまずない動きです。なのでお勧めとしては客観的に聴いて修正していくことが大切です。
なので例えばメトロノームに合わせて叩いた自分のシングルストロークを「録音を録って聴いてみる」とか「誰かドラムを叩ける人に聴いてもらう」とか客観的に聴く機会を作ってみるといいかと。
もちろんドラムレッスンを受けるのもありです笑。
シングルストロークを「口で歌える」ようになろう
とはいえ、「なかなか難しい…」という方に向けてもう一つ解決方法を。これは結論を先にいうと「シングルストロークを口で歌うこと」です。
まずは試しにスティックを持たずに以下のフレーズを「棒読みで」口ずさんでみてください。
パターン①「タカタカタカタカタカタカタカタカ」
これで16回叩くシングルストロークです。「こんなの簡単でしょ」と思うかもしれませんが、これでいざスティックを持ってドラムで叩いてみると…
パターン②「タカタッカタカッタカタッカタカタカタッカ」
…とぎこちなくなることがあります。これはどういうことか?と考えると、要はパターン①の歌い方が身体の感覚として沁みついていないという事なのですね。
おわりに
というわけで今回はシングルストロークの入門的なお話でした。もう一度まとめると「スティックをもたずに口で歌えるようになる」状態がある程度固まったら「実際の演奏を客観的に振り返り、修正して精度を上げていく」という流れがいいかと。
そして更にもう少し押さえておきたいポイントがあるので微妙に次回に続きます笑。
ではでは。