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【書評】「頭のいい説明 すぐできるコツ」鶴野充茂・著

 
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頭のいい説明
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

さて今回はこちら、『頭のいい説明「すぐできる」コツ』という本の書評記事です。

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ブログを書いたりレッスンをしたりしていると限られた制約(文字数とか時間とか)の中で自分の言いたいことを相手に伝えるにはどうするのか?ということがとても大切になります。

 

もちろんコミュニケーションというものはこれだけではなく、結論を求めない「おしゃべり」というのもあるし、小説なんかは「いかに本筋に文字で肉付けしていくか?」ということだと思いますので。

 

ただ今回は、「自分の言いたいことを以下にスマートに伝えるか?」ということに日々試行錯誤している方に向けて、本書の中から4つほど引用してご紹介したいと思います。では本題に。

 

P .20 大きな情報→小さな情報の順で説明

ブログなんかのセオリーでも「結論は最初に書くこと!」というのは定石中の定石になっておりますが、

 

これが”文字”という視覚情報が無い「会話」というスタイルのコミュニケーションだとその重要性はさらに重要となってきます。

 

ちょっとここからは本書には書いてない私なりの説明なんですけど、

例えば、「E」という結論を言いたい時に、

A→B→C→D→E

という感じで話すと聞く側の人は「A~D」までの内容を一旦頭に入れておかないといけません。

この「一旦頭に入れる」という能力のことを心理学や脳科学では「ワーキングメモリー」と言ったりしますが、

 

これの得意不得意は個人差がありますし、何より「A~D」までの内容を頭にとどめさせるということは聴き手の脳に”負担”となってしまうということですね。

 

ただよく男女の会話で聞き手側の男性が「で、結論は?」と言ってケンカになることがありますので、その辺はTPOで臨機応変にやってください…。

 

P .32 事実+意見を述べる

これは特にブログで人の書評記事を見て思うのですが、みんな「本文の引用+解釈」という形式で書いてはあるのです。

ただその「解釈」の部分の面白さで「この人面白いな!」と読み手に思わせることってできるのではないでしょうか。

 

これって会話でも同じで、例えその会話で用いられる「出来事」が自分の興味のない話題だったとしてもそこに付け足す「解釈」が面白いと、「この人の話面白い!」ってなりますからね。

要は相手の関心に関心が湧くという現象です。

さらに、普通の仕事の現場では「出来事と解釈」をごちゃ混ぜにして話すと…怒られますよね笑

 

P .64 サウンドバイト

このサウンドバイトという言葉、私も初めて聞いたので調べてみると、「短くてインパクトのあるフレーズを使う」ということですね。(オバマ氏の「YesWeCan」みたいな)

 

…ここまではありきたりな話で「じゃぁなんでサウンドバイトがいいのか?」ということですが。

 

本書の言葉を引用すると「文章を短くしようとすると必然的に言葉を選ぶから」だそうです。

確かに、短い文章で余計なこと言っていたら相手に伝わりませんからね笑。これはオバマ氏や小泉純一郎氏のスピーチなど公衆にインパクトを与える場面だけでなく、仕事の場でもSNSでも有効です。

 

この本にも似たことが書いてありますがとにかく、一文に句読点をたくさん盛り込まないことですね。

 

P .116 頭のいい人ほど逆説が少ない

これは初耳でした。どういうことかというと、「でも」「けど」という逆説ワードは相手にネガティヴな印象を与えるそうです。

確かに考えてみると、「でも」「けど」を使わなくても文をつなげることってできますからね。(とか言っておいてこのブログで多用してたらどうしよう…笑)

 

あと、本書の言葉を引用すると、「でも」「けど」は「予想外の出来事の説明」の時や「あえて意志を強調したい時」に使うといいらしいです。

 

終わりに

とうわけで今回は「頭のいい説明」についてご紹介しました。

最後にまとめとして本書の冒頭の言葉を引用しますと、頭のいい説明は、

1 目的がはっきりしていること

2 相手への気遣いができていること

この2つだそうです。あまりマニュアルで縛られると逆にぎこちなくなるので結局は常にこの2つを意識したいものですね。ではでは。

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