「鶏肉のトマト煮」を作った後日に「ルー無しスパイスカレー」を作ってみたら色々発見がありました

はじめに
今回はまたまた自炊ネタ。
メニューはコロナ騒動以前からコツコツと取り組んでいる「ルーを使わないスパイスカレー」です。
詳しい経緯は過去記事を見ていただければわかるかと思います。
今回こうして新しい記事として書こうと思ったのは、ちょうどこの時が、ゴールデンウィーク中かつコロナの自粛中というダブルパンチで時間にゆとりがあった事。
そして先日のチキンのトマト煮の経験も転用できそうだなと。
以上を踏まえて「いつものスパイスカレーを丁寧に作ってみたら美味しくできるのか?」ということを実証した記録みたいなものですね。
つまりザックリいうと、「カレー作りのポイント」みたいなものは、やっぱり時間に追われての調理だと見えにくいということですね。
結論をいうと今回の出来は「これまででベスト」だったのでその辺のノウハウをシェアしたいと思います。
新玉が安い季節です!
まずは恒例の玉ねぎ炒め。
ちょ今は新玉の季節なのでまるまる一個使います。大玉3個で200円なので使い勝手十分。これをニンニクと生姜でひたすら炒めます。ここは手抜きでチューブを使います。
この間暇なのでYoutubeなどみつつ、玉ねぎが「ねばねば」してくるまで炒めます。
ここをめんどくさがると、それなりの味で出来上がってしまうということなのです。
鶏肉をバターで炒めます
つぎに鶏肉の下ごしらえ。先日、「チキンのトマト煮」を作った時の経験を活かして今回もバターで炒めてみます。
これはお肉の旨味を出すためですね。スパイスカレーは鶏肉は炒めなくても作れますが、あえてやってみました。
これは結果的に全体の仕上がりのコクを出すのに効果的でしたね。ちなみに部位は鳥モモでした。硬くならないのでムネ肉より扱いやすいのです。
焦げ付き注意
そして次は煮込みの段階へ。
玉ねぎと鶏肉とピーマンを深胴鍋にいれてそこにトマト缶と水と白ワインを入れます。
それも〇〇mlという正解はありません。具が浸らないくらいに自分の目で確認しながら入れないと焦がしてしまいます。
今回はこの段階ででスパイス投入。おなじみ「ターメリック、コリアンダー、クミン、カルダモン、オールスパイス」の5種の神器。
これを入れて煮込みます。ちなみに分量は「入れすぎない範囲で適量」です。私もプロではなく単なる自炊好きなだけなので、「どのスパイスも均等に入れすぎない」という事だけ気をつけています。
ここからは煮込むほどに美味しくなるので暇つぶしにYoutubeなどみながら時間をたっぷりとって煮込みましょう。
最後の仕上げ
この時点で味見をして味のバランスを確認。つまり、「もっとスパイスを入れるべきか否か?」ということの確認をします。
そして最後にこの三つで調整。「粟國のしお、レッドペッパー、コンソメ」ですね。
いわば音楽でいえば最後の「マスタリング」みたいなものなので、ひとしきり調理がすんで気持ちが冷静になってから使った方がいいでしょう笑。
ここでその日の気分に合わせて、味付けをします。
40分で完成
そして完成。今回は何だかんだで40分くらいかかりました。
しかし出来上がりはまずまずの出来。これまで作った中では一番美味しい。
時間の縛りありきで急いで作った時よりも、各食材共にトゲトゲしさが無いまろやかな味になっております。
とはいえこの自粛生活も永遠には続かないだろうし、「短時間で深みを出す方法」も合わせて色々とやっていきたいなとも思いました。
カレー作りは「ここでおしまい」というラインがないので、この「終わりの見えなさ」が楽器に通じるものがあって面白いですね。
後、調理中に無心になれるのでマインドフルネスにもカレー作りですかね。ではでは。
後日談:夏野菜カレーにアレンジ
ここからは後日談。この日はとても暑かったので「夏野菜カレー」っぽくアレンジ。
まずは玉ねぎをよく炒めて鶏肉を一緒に炒めます。今回はムネ肉を使います。
野菜もたっぷり炒めておきます。
ズッキーニとかあればよかったですね…。
後の工程はこれまでどおりです。
茹でたオクラを添えて完成です!トマトベースカレーは夏野菜と抜群に合いますね。鶏肉はムネの方が良さそうです。
というわけで追加記事でした!