有酸素運動にもなる「自宅スクワット」にオススメな器具をご紹介

はじめに
さて今回はドラマーのためのトレーニングの記事です。
今回のコロナ騒動において、バンド系のパートで割りを食っているのは大きい音を出せないボーカリストとドラマーですね。
特にドラマーはどうやら「ドラム筋肉」というのがあるようで、要するに本物のドラムを一定期間たたかないと、こいつがすぐに弱るということは自分の経験上痛いほど分かっております。
その中でやっぱり真っ先に弱るのが足腰なんですね。これを解消するためには、やっぱりランニングがいいとは思うのです。
ただ今回のような「全くドラムが叩けない」状態にある場合には、ランニングだけでは不十分なのではないかと思ったりもしています(要はドラムを叩いてドラム筋を鍛える時間がゼロなので)
またランニングは天候だったり、住環境にも左右されるので、誰もが安定して継続できるか?というとそれもちょっと疑わしい。
そんな時に思いつくのが「スクワット」ですね。これであれば、雨でもできるし場所もとらないし、ちょっとした時間でもできます。
ただスクワットは慣れていないと結構むずかしい。そこで今回便利なグッズを一つご紹介。
結論→木刀が便利
今回の結論としては「木刀を一本持っておくと便利」ということです。その時のメリットとしては2つあります。
①スクワットを正しい姿勢でやりやすくなる
②素振りをすることでスティックフル感覚の練習になる
ここで、①だけだと別に普通の棒とかでもいいんですけど、②もできるから、木刀がオススメなのです。
私の場合は意図的に買ったというよりかは、以前に習っていた合気道の道場で買ったものです(なので、結構な高級品でずっしりしてます)
ミニマリストの持ち物の基本として「一つで多機能」「場所を取らない」ということがありますが、木刀はこの両方の条件を満たしていますよね(ただしくれぐれも人に向けないように!)
というわけで、それぞれのメリットを説明していきます。
①スクワットを正しい姿勢でやりやすくする
やってみるとわかりますけどスクワットって意外と難しいんです。
ジムにある足を鍛えるマシーンとかもそうですけど、あれってレールに沿って身体を動かせばそれなりに足に効く動作ができるんです。
ということなので、何ももたずにスクワットをやるというのは慣れていないと難しいのです。
なんで難しいかというと、上半身がふらついてしまうからなんですね。ふらついてしまうと、要は、その姿勢をただす筋肉を使うので、脚にしっかり効かせるスクワットが難しくなります。
なのでお勧めしたいのは肩に棒を担ぐ「棒スクワット 」です。
こうすることで、あんまりスクワットに慣れていない人でも、「上半身の姿勢キープ」に気を取られることがなく、スクワットがやりやすくなります。
尚、ポイントとしては、膝が前に出過ぎないようにしましょう。膝が前に出過ぎると、膝を炒めてしまいますので、そうなるとドラムも叩けなくなるし…。
②素振りをすることでスティックを振る練習になる
次は上半身の話です。
ドラムが叩けない期間でも、そこまでめちゃくちゃ腕の筋トレをする必要はないのでは?と個人的には思いますが、スティックを振る感覚は抜けやすいので要注意かなと。
要するに大事なのは「腕の筋トレ」よりも「腕を含む上半身の使い方」だったりします。
ここが、上半身と下半身の感覚のキープの仕方の違いかなと思います。
で、実際に「どんな使い方が大事なのか?」ということですが、まず一番はこの写真のように「人差し指を逃すということ」ですね。
ただこれだけならお箸でも鉛筆でもできるんですけど、この状態で「木刀を振り下ろす」という身体に負荷をかけるということが大事かなと。
その時に使う筋肉は胸筋や力コブ、腹筋ではなく体側のラインや背中の筋肉ですね。
武道の経験者でなくても素振りの動画などをみながら、これらの感触を確認できるのです。
後、筋トレが好きな人にとっても、毎回同じメニューばかりやっていると身体が慣れてしまうのです。
素振りをやると「普段使わない」部分がいい感じに筋肉痛になってトレーニングになりますね。
なお、天井が低くて木刀が天井にぶつかる時はしゃがんで(中腰で)やっても効果ありですよ。
終わりに
というわけで今回は「ドラマーのための下半身トレーニング」でしたが要は「木刀がオススメ」ということでした。
前も書きましたが、ドラムは「バスドラムがちゃんと演奏されているか」ということがクリアできれば、それなりに上手く聞こえる楽器です。
なので、またドラムが叩けるようになった時に備えてしっかりと下半身はキープしておきましょう!ではでは。