「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報~アコースティックギターを弾く人も打楽器から学ぼう~
はじめに
今回もこちらに寄稿させていただきました。
この記事の内容をかいつまんで説明すると、
・ドラムスティックを持つと素手の時よりも表現力が落ちる
・素手での表現力を養うためにドラマーも素手で叩けるパーカッションをかじろう
…みたいな話です。そこで今回のこちらの記事ではこの内容にちなんで書いてみたいと思うのですが。
テーマは「アコースティックギター初級者もドラムやパーカッションをかじってみよう」ということでいってみたいと。
これはどういうことかというと、どうしてもギターをやる人は「コードをおさえる左手」に注意が行きがちですが、上達する過程では「右手の動き」つまりストロークも欠かせない要素ではあるので。
そして、エレキギターよりも生楽器であるアコースティックギターの方が右手の動きの理解は大事かなと思うので。なので今回は「アコースティックギターを初めて、ある程度コードは覚えたけど、今よりもっとうまくなりたい!」という方のヒントになればと。では本題に
ギターの右手の奏法で大切なこと
ギターを始めたての頃は特に「コードをたくさん覚えなきゃ」という過程をたどると思うのですが…それがある程度できるようになったあたりの段階が「右手」の動きについて考えてみる段階なのかなと思います。
要するにアコースティックギターといえども打楽器なわけです。私もギターは本職ではないので、あくまでドラマーの私から見た「ギターの右手」で大切なことをいくつかあげてみると、
①身体の使い方
②音のアタック感
③音の硬さ&柔らかさ
…この辺でしょうか。つまりギターの右手って、「打楽器っぽさ」が強いというか、「ほぼ打楽器」といってもいいのではないかと思います。そしてこれらのことを学ぶのに、「ドラムやパーカッションをかじること」はとても役に立つのではないかと思います。
あくまでもマスターするまではいかなくても、なんとなく叩けるくらいまではできるといいかなと。では各項目について軽く書いてみましょう。
①身体の使い方
これは独学でギターをやっている人によく見られることですが、どうしても「肘から先」でギターを弾いている場合が多いです。なので本来は打楽器のように腕の根元あたりから弾いているような感じのほうが迫力はでます。
②音のアタック
これもギターの右手でとても大事なことかと。リズミカルな演奏に欠かせない「パキッ」とした立ち上がりのいい音は、ギターだけ練習するよりも打楽器から学んだほうがかなり効率はいいのではないかと思います。
③音の硬さ&柔らかさ
これはちょっとマニアックな話かもですが、「小さい音=柔らかい音」だけでもなくて、「小さい音で硬い音」もあるので、その辺の音のニュアンスのコントロールも打楽器から学ぶところが大いにあります。
おわりに
というわけで私なりに御託を並べてみましたが、内容が盛りだくさんになるので「実際にどうするのか?」までは今回は書かないでおこうかと(気になる人は冒頭のリンク先の記事をご覧ください…)。
なので「じゃぁ何か打楽器を始めよう!」と思った方は、マンションでも練習できる小型のカホンなどオススメです。
特に教則本とか買うまでしなくても、何となく手元において触っているだけでも違うかなと思います。
ではでは。