「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報~ドラムを始めたいけどどうしたらいいかわからない方へいくつかのポイントなど~

はじめに
今回もこちらに寄稿いたしました。
今回は「初めてドラムをやるときのスティック選びのコツ」について書きましたが、まぁ年明けということでこちらの記事でも「初めてドラムをやるとき」をキーワードにいくつか書いてみようかと。
対象としては「ドラムを始めたいんだけど、何から始めたらいいのかわからなくて…」という方に向けて。
太鼓の達人をやってみよう
先日音楽スクールの飲みの席で、ゲーセンの「ドラムマニア」がきっかけでドラムを始めたなんて話を聴きましたが、それもありだと思います。
基本的にドラムはモノを叩く楽器なのでその行為が楽しいと思えたら脈あり、みたいな感じですかね。
とはいえ「本当に自分はドラムなんてできるのかな…」と不安な方もいるかもしれません。
そんな時にはドラムマニアよりは「太鼓の達人」の方が私がドラムらしさはあるかなと思います(つまり叩く感触がドラムに近い)。
確かモードの難易度がいくつかあったと思いますが、一番簡単なモードでも大丈夫です。
それで楽しいと思えたらドラムのスティックを買ってみてみるのもいいでしょう。
枕を練習台に?
とはいえ、いきなりドラムセットを買う人も少ないでしょうから、「今日からドラムを始めた!」と周囲に宣言しにくいのがドラムを始めるハードルを上げているのかもしれません。
なので「スティックを買う」というステップをクリアした後はいまいち何をどうしていけばいいのやら、という感じかもしれません。
大昔だと、枕や少年ジャンプをメトロノームに合わせて叩くなんて話もありましたが、それをずっと続けていると飽きてくるかもしれません
スタジオに行ってみよう
というわけで、じゃあどうするか?ということですが、とりあえず近所のリハーサルスタジオを個人練習で予約してドラムをたたいてみるといいと思います。
チューニングとかは特に気にしなくてもテキトーで大丈夫です。
というのは人間は「素手」だとその辺のものをポコポコトたたけるのですが、スティックを持つとぎこちなくなってしまうので、その感覚を少しづつ素手で叩いているときにすり合わせていくのがとても大切なので。
なので、スネアドラムだけでもいいのでスティックでポコポコと叩いてみると大きい音が鳴って面白いので、お勧めです。
同時に鳴らす練習
最後にもう一つおまけを。ドラムを始めたなかりの時にぎこちなくなるのが、「楽器を同時に鳴らすという動作」。
つまり、左手はスネアドラム、右足がバスドラム、右手がハイハット、この3つを同時に鳴らすという作業は日常動作にないものです。
おそらくドラムが叩けない人が言う「ドラムは両手両足バラバラに動かせて凄い」という認識はここからきているのではないでしょうか。
なので別にリズムとかどうでもいいのでこの「同時に鳴らす」ということをやるだけでも立派な練習だと思います。
終わりに
というわけで、最近思うことは「ドラムを始めるハードルはもう少し低くてもいいのではないか?」みたいなことですね。
とりあえず大きい音を出すとスッキリするので、ドラム人口が増えるといいなと思います。
ではでは。