「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報~ドラマーの効果的な自宅練習のコツとは?
今月もこちらに寄稿させていただきました。なにやら観覧数が急激に伸びているのでありがたい限りです。
で、今回寄稿したのは「ドラマーの自宅練習」についてです。私としては軽めの内容を書いたつもりだったのですが、この観覧数を見る限り、はやり皆さん自宅練習に関心があるということですね。
なのでこちらの記事ではもう少し「ドラマーの自宅練習」ついて追記していきたいと思います。
では本題に。
ドラマーは自宅練習ができないのか?
これは以前に過去記事でも少々触れましたが、基本的に家に生ドラムを置いてドカドカ叩ける人は極小派でしょう(特に都市部)。
「じゃぁ自宅練習はしなくていいの?」と問われると…これが返答に困ってしまう部分なのですね。ちなみに私も昔は自宅で何時間も練習パッドやエレドらを使って練習していましたが(今は家では全く練習していません…ミニマリストだし笑)、
今振り返ると果たして、「あの自宅練習は効果的だった!」と胸を張って言い難い部分もあります。
何が言いたいかというと、ギターや鍵盤と違って「生ドラムそのもの」で自宅練習ができないドラマーはともすると「効果の薄い自宅練習をしている」というもったいない練習をしてしまっている可能性があるのではないかと。
自宅練習をするうえで考えたい2つのこと
「じゃぁどうすればいいの?」ということなんですけど。今回の記事の結論でもあるのですが、自宅練習をするうえで二点ほどお伝えしたいことがありまして、
①ドラミングの動作を分解すること
②練習の意図をはっきりさせること
これが自宅練習をするうえで大切なことなのではないかと。なのでちょっと極論ですがギターとかだと、スケール練習やバッキング練習などある程度万人向けの自宅練習メニューがありますが、
ドラムはよりオーダーメイドというか、個々人のコンディションや体格、技術、目標…などを明確にして練習メニューを組むといいかなと思います。
というわけで、上記の二点についてもうすこしお話していきたいと。
①ドラミングの動作を分解すること
これはつまり、自宅では生ドラムの練習ができないので、生ドラム全体の練習はスタジオに入ったときに回して、自宅では部分的に練習をするということです。
例えば、「もうちょっと8ビートが速く叩きたいな…」という自分の課題があった場合は、「右手の動きを早くする」という練習メニューを切り出すのなら、十分に自宅練習の意義はあるといえます。
②練習の意図をはっきりさせること
自宅練習といえば「ルーディメンツ」が代表的なものですが、ただ漫然とこれを練習しても「練習をした」という満足感は残りますが、実際の演奏にはあまり反映されません(つまりこれ、昔の私の失敗です笑)。
なので先ほどの「右手の動きを速くする」という練習メニューをしよう!と思ったら、次にやることは…
・どうしたら右手が速く動かせるようになるのか?をネットやら教則DVDやらで調べたり、習っているならドラムの先生に聞く
・そのためにはどんな練習道具が必要か?を考える
という段階を踏んでいくと、自宅での練習がより意味のあるものになるかなと。
おわりに
というわけで、今回は概論の様な抽象的な話に終始してしまいましたが、今日お話しした「ドラミングの動作の分解」や「自宅練習に使える道具」などまたこちらでも紹介していきたいと思います。
ではでは。