ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラムのパワー不足に悩んだら「点」と「面」の力のかけ方を使い分けてみてはいかがでしょうか

 
  2019/01/13
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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今回はドラムへの力のかけ方のイメージ、というちょっとマニアックな内容。「ドラムは力任せにぶっ叩かなくてはいけないの?」とか、「自分のドラムってパワー足りてるかな?」とか力加減にお悩みの方の参考になればと。

まず前提としてドラムはスティックでものを叩く、つまり「力を伝達させる」ことで演奏する楽器ではあるので…ちょっと圧力の公式だけ頭に入れて欲しいのですのが

「圧力=力÷接触面積」です。

 

つまり同じ力をかけても接触面積が小さい方がより大きな圧力を出せるということです。この時点では「面」で力をかけるより接触面積が小さい「点」で力をかけた方がいいのではないか?と思いがちです。

しかしドラムを演奏するときに持っておく「イメージ」的には必ずしもこれが正解ではないというのが今回のテーマです。

ただ補足しておくと、今回の話はあくまで「イメージ」の話なので、本当は力積やら運動エネルギーやらの話とか、膜の振動モードの話をするのが正しいのでしょうが…別に物理のお勉強をするのが目的ではないので、科学的な裏付けはありません。

で、ようやく本題です。

もう一度要点を言うと、スティックでドラムを叩くとき2種類の力のかけ方をイメージをすると、ドラムの音を綺麗に大きい音で出すことができるのではないかということです。それがこの二つ。

①「面」で力を加える

②「点」で力を加える

で、一番わかりやすいのが、小節の頭に鳴らすクラッシュシンバル。

ここは曲の聴かせどころでもあるので、ついつい大きい音を鳴らそうと頑張ってしまうのがドラマーの悲しい(?)性…。その結果力任せに叩いてしまうと、

「パシャーン」というキンキンした耳に痛い音になってしまいます。

 

これは、「点」で力を加えていることになっている状態といえます。ただ「点」で力を加えるのが単純にダメなのかというとそうではなく、手数の多いオカズは逆に点で力を加えないと、モタって聴こえてしまいます。

これは打ち込みドラムでは心地良く聴こえるのに、生ドラムではしっくりこない…という現象の理屈としても説明できますね。

なので話を本題に戻すと、クラッシュシンバルでアクセントをつけるときは、面で力を加えると、

「グワァーン」という太い音がだせます。そしてある程度太い音が出ていれば後はPAで音量を上げればいいので大丈夫なわけです。

「じゃあどうやって面で力を加えるの?」

てことですが、これもイメージの問題なので文字にするのは難しい…。

しかしあえて文字でお伝えするなら以下の2点を試していただければいいかなと。

①スティックの腹をあてる

②スティックとシンバルの接触時間を「少しだけ」長めにする

あとは各人いろいろ試行錯誤をしてこの「面」で力を加える感覚を開発していただければそれだけでドラムの表現力は結構変わるのではないかと思います。ちなみにこれは太いスネアの音を出すときも同じ理屈なので是非お試しください。

ではでは。

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