ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

初心者が見落としがちなドラムの「音の抜け」について

 
  2019/04/29
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アンプのつまみ
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

今回はドラムのお話。テーマは「音の抜け」です。この辺の話はギタリスト、ベーシスト、キーボーディストにとっては「何をいまさら」みたいな話なんですけど、意外と初級ドラマーはこの感覚が薄いような気がするので今回は書いて見たいなと。

 

最近の過去記事「ライブでドラムを叩く時」でも書きましたが、自分が聞こえている音と客席で聞こえている音はいつも一緒とは限りません。

なので極端に言えば自分が聞こえている音を最優先してこだわって演奏しても、お客さんからは「スネア聴こえなかったよ」とか言われて落ち込んだりするものです笑。

 

そこで知っておくと便利なのが「音の抜け」というキーワード。これを知っておくと必要以上にパワーでゴリゴリ叩こうとしなくなるので、ドラムが楽に叩けるばかりではなく、リズムも良くなってしまうというとても便利なものです。

なのでこんな感じの内容に興味がある方はこの先読み進めていただければと。では本題に。

 

結論→音をこもらせないこと

まず簡単に結論をいうと「バンドで混ぜた時に音をこもらせないこと」です。

 

これはギターやベースではイコライザー、キーボードではフィルターという機能でできます。つまり、一つの音はいろんな周波数の音が合わさって出来ているので高い音を強めにすれば明るい音になりますし、低い音を強目にすればこもった太い音になります。

アンプのつまみ

しかしアコースティック楽器かつ打楽器のドラムではそれが想像しにくいのです。

 

私が常々「ドラマーも他の楽器をかじった方が良い」と主張している意味は、音楽の仕組みや身体の使い方だけでなくこうした音作りの面からもいえます。

 

なので興味がある方はたとえ弾けなくても知り合いのバンドメンバーか誰かにギターを借りて音作りを一度やってみるといいと思います。

もしくは今はPCのフリーソフトも充実しているので、こんなサイトもご覧ください。

フリーのVSTシンセサイザーおすすめ15選!

 

カラオケをイメージしてみよう

この音作りを考える身近な例としてカラオケがあります。

カラオケのマイク

よくカラオケボックスのとなりの部屋とかで「これはちょっと…苦笑」と、いう歌が聴こえてきたりすることがあるかと思いますが、特に男性の場合は声がこもっていることが多いかなと思います。

 

声がこもっているのに声量はそれなりにあってピッチとリズムが、ずれているとイマイチな歌となってしまいます。

逆にカラオケの上手い人はそんなに大きな声を出さなくても、周りのオケに埋もれることなく歌っているわけですね。

 

ドラムの音をこもらせないために

でドラムの場合はどうか?と言いますと、

「機材そのもののスペック」と、「チューニング」と、「叩き方」です。

音をこもらせなくするにはいわゆる「胴鳴り」と言われるような、ドラムの「太鼓そのもの」をしっかり振動させると良いです。

 

特にスネアやタムなどのチューニングを高めにカンカンにして叩くと、ドラム単体では味があってもバンドで「セーの」で音を出して客席に届く頃にはとても細い音になってしまいます。かといってチューニングが低すぎてもダメなんですけど、まぁ低い方がいいでしょう。

 

特にドラムの顔というべきスネアドラムは気をつけたいところ。私の感覚ですが、金属のスネアドラムは木のスネアドラムに比べて音が作りやすいように思います。

 

特にこのラディックのアクロライトはちょっと迫力に欠けますが「音のこもらなさ」という点では自分で叩いていてもひしひしとわかるくらいに優秀です。

なので決して「音がこもらない=強く叩く」ということではないのですね。

終わりに

というわけで、今回は「ドラムの音をこもらせない方が良い」というお話をしましたが。

順番としては、まず普通のパワーで音がこもらないような工夫をして、それから脱力について考えたり、トレーニングしてパワーやスタミナをつける、という方が良いかなと思います。

何事も順番が大事ということですね。ではでは。

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