1000円以下のUSBスピーカーは使えるのか?という話からドラマー的・音楽の聴き方まで

今回は二つのテーマをまとめて。ミニマリズムとドラムの話です。具体的には…
①バッファローの激安のUSB駆動スピーカーを買った結果、値段の割にはよかったのでご紹介
②バンドリハーサルの時にドラマーの耳はどこにあるべきか?
というわけで本当は1記事1テーマにしたいのですが、今回はまとめて書いた方が良さそうなので仕方なく。では行ってみましょう。
まず①。私も一応楽器奏者のはしくれとして本当はあるまじきことなんですが…最初(2年位前)に断捨離した時に、作曲機材・楽器含め「スピーカーっていらないんじゃない?」と思いましてそこからスピーカーなしの生活をしておりまして。
なので音楽はイヤホンかPC内蔵スピーカーで聴いてました。
しかし最近自分の中で邦画を見まくるブームが到来して、PCでDVDをかけて見てました。しかも古いノートPCで見てたのでPC内臓スピーカーの出力が低くて、音がよく聴こえないので、音声はイヤホンで聴いてました。
更に映画一本2時間ぶっ通しで見れる状況って自宅ではなかなか実現しがたく…しばしば席を立つタイミングでいちいちイヤホンを外したり付けたりががめんどくさい。
前回の記事でも「重さのミニマリズム」について書きましたがこのような「小さい無駄の積み重ね」ってバカにならないというか、ミニマリスト的に見過ごすわけにはいきません笑。
そこでUSBから電源がとれるスピーカーを買おうとAmazonを見ると、「こんなに安かったっけ!?」というくらいの商品がたくさん。
所詮は安かろう悪かろうというのが世の常なのではありますが、まぁネタとして買って失敗してもいいかとこちらを購入。
さすがに音の質感は値段相応でしたが、映画を流し見する分には問題なし(一応、バンド音楽もベースは聴こえます!)後デザインが私好みで、「部屋に置いておきたい」と思えたことは嬉しい誤算でした(こんな感じ)。
そして久々(!)に自宅でスピーカーから音楽を聴いて思ったことが②のテーマにつながります。というわけで、後半の②のテーマに行きます。
②バンドリハーサルの時にドラマーの耳はどこにあるべきか?
バンド練習は自腹でリハーサルスタジオを借りているバンドにとってはなるべく安く抑えたいところ。しかしこれはドラマーにとっては良くないこと。
要は数回に1回は少し広めの部屋でリハをしないとドラマー耳が鈍るのです。ドラマーは「バンド全体をみないといけない」なんて言われますが、じゃあどうやって見るの?ということなんです。
それは各パートの演奏が混ざりあった演奏を「どの場所で聴くか?」ということなのではないかと。
「そんなのドラマーは動けないんだからドラムの椅子の上に決まってるでしょ…」と思う方もいるかもしれませんが、それだと2次元的な平らな音の聴き方になってしまいます。
そう、これがイヤホンやヘッドホンが作り出す擬似的な音の定位で聴くことに慣れすぎた弊害です。なので、ドラマーは各パートの音が混ざりあった演奏を俯瞰して聴いてこそ全体をみていると言えるのではないかと。
そしてこれはある程度広いスタジオでないと音が回りまくって2次元的なべたっとした聴き方になってしまいます。つまりバンドの音を俯瞰して3次元的に聴くことこそが、スピーカーから音楽を聴いているときの聴き方と通じるわけです。
「じゃぁ具体的にどうするの?」てことですが、まずみんなが輪になって演奏しているときはその輪の中心で、ステージのように全員前を向いているときはボーカル(フロントマン)の少し前あたりでしょうか。その辺の音をイメージし、聴きながらドラムを演奏するのが、バンドのまとめ役としてのドラマーの役割ではないかと。
まぁ現実的に耳だけ持っていくわけにはいかないので、あくまで抽象的な話ではありますが、何かの参考になればと。
ではでは。