VANSのスリッポン「V9031」はドラマーの靴として有りか無しか?

目次
はじめに
今回はドラマーの靴の話。
ドラマーの靴の話は機能と見た目のバランスという意味でも大事なことなので、過去記事にもいくつか書いてます。
特に雨が降るとこの記事のPVが伸びてありがたい限りです。
…そういうわけなので、この2年くらいはこちらのバンズのスリッポンを使ってましたが、どうも私の歩き方が悪いのか1年でカカトがすり減ってしまいました。
雨の日にそこからカカトに雨が染み出してくるので、「またそれを繰り返すことになるなら…」と、今回はバンズはバンズでもソールの厚いこちらを買ってみました。
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かのテリーボジオ(言わずと知れたすごいドラマー)とかもどこかで言っていましたが、人体には「マッスルメモリー」という仕組みがあり、人間は慣れた靴があると他の靴に変えるのが難しいということらしいです。
と、いう不安もあったのですがまぁダメだったら裸足で叩けばいいか、くらいの潔さでとりあえず買ってみました。(さすがに靴屋でドラムの試奏はできないし笑)
ということなので今回は、かなりピンポイントにはなりますが、こちらの靴の購入を考えているドラマーに向けて書いてみます。
もちろん「なんかいい靴ないかなぁ…」と考えているドラマーにも何かのお役に立てばと。では本題に。
結論→長時間叩かなければ問題ない
結論としては「長時間叩かなければ問題ない」と思います。
この「長時間」という理由は、この靴先のカーブを見てもわかるように親指が入るスペースが割と狭く作られているところに特徴があります。
歩く分にはいいんですけど、ドラムのように爪先に圧がかかり続ける動きをずっとしていると、3時間フルに叩き続けたあたりから親指の付け根が痛くなってきました。
なので、サクッと2時間くらいの練習をするときとかであれば全然大丈夫だと思います。
良いドラム靴の条件とは?
まぁたまたま私がバンズが好きなので今回はまたバンズを買ったんですけど、このブログを初めて読んだ方は、
そもそも「良いドラム靴」ってなに?ということが知りたい人もいるかも知れませんので簡単に書いておくとこんな感じです。
✔︎ソール(靴底)が薄い
✔︎つま先が尖っている
✔︎きつすぎず、ゆるすぎない
✔︎素材に伸縮性がある
この辺かなと思います。
これの理想形が「たびぐつ」なのですが、これはなかなか普段の服装に合わせるのがむすかしい。
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身近に手に入るところだと「コンバース」などがそれに近いです(ただコンバースはソール自体は薄めだけど、密度があってちょっと重い感じはします)。
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…という感じです。
なので話をバンズに戻しまして、次からは買って良かったところとイマイチだったところをご紹介します。
買って良かったところ
①軽い
ソールが厚い靴は見た目的には重そうに見えますが、これはきっと持った瞬間に「軽い!」となると思います。
重い靴というのは歩くのも疲れるし、ドラムにおいてもあんまりメリットはありません。(確かに足は鍛えられますが、重さによる地味なストレスや腰痛のリスクがあります…経験談ですが)
②ソールが厚い
以前ご紹介したバンズのスニーカーはソール(靴底)が薄いので、真冬の地面を歩くのはかなり辛い。
まぁ今はまだ夏だからなんとも言えませんが、このスニーカーは靴底はしっかりと厚いので地面の冷たさは伝わってきません。あとカカトも厚いので、早くすり減ったりもしないと思いますね。
買ってイマイチっだったところ
①カジュアル感が出る
これがいいのか悪いのかわかりませんが、真っ黒のバンズよりもソールが真っ白なのでカジュアルな感じが出ます。
まだモノトーンの服に合わせる分にはいいですが、色の入った服に合わせるときにちょっと頭を悩ますかも知れません(私はそれがめんどくさくて、モノトーンしか着ないミニマリストです笑)
②親指が狭い
これもさっき書きましたが、今回も履いてみてジャストな25センチを選んだはずなのですが、どうにも親指のスペースが狭い。
前のバンズはそういうことはなかったので、ちょっとつま先のカーブの形状が違うのかも知れませんね。
さらに足の形って人それぞれなので買う前に試し履きは必須だと思いますね。
終わりに
というわけで今回は靴の記事でした。
まだ買って間もないので、これからまた気づいたことがあればどんどんリライトしていきます。
とりあえず今回の感想としては、「オールシーズン、雨天問わずにに履けてデザインも服に合わせやすくて、ドラムに適したスニーカー探しはとても大変!」
…ということですね。ではでは。