ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

たまにはドラムの音量を思いっきり下げる事もしてみよう!

 
  2019/05/23
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フロアタム
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

さて今回はドラムのお話。今回は「あえて弱く叩く練習」というテーマでいきましょう。

フロアタム

なぜかというと、どうしてもドラムを前にすると「パワフルに叩かないと!」という思いに駆られてしまいがちですが、実はめちゃくちゃ弱く叩くことも大事だったりします。

 

…と言われてもピンとこない人もいるかもしれませんが、要するに「表現力豊かな演奏」を身につける時にこの「弱く叩くこと」がとても大事になってくるわけですね。

 

というわけで今回は「ドラムの表現力をつけたい」ドラマーや「同じフレーズを叩いているのになんかベタベタした演奏になってしまう…」とお悩みのドラマーに向けて書いてみたいと思います。

 

また今回の内容のレベル的には中級レベルを対象に考えておりますが、初心者の方にもお役に立つ内容かなと思います。

 

逆にこの課題がクリアできないと上級者にはなれないので、上級者の方にとってはご存知の内容かなと思います。その辺を踏まえて本題に。

 

めちゃくちゃ弱い音を出してみよう!

まず実際に見ていただいた方がいいので、「めちゃくちゃ弱い音」を実際に叩いてみました。

ただこれでもiphoneのマイク程度だと大きい音っぽく録音されてしまっていますね。

 

これは実際に「どうやって演奏しているか?」と言いますと、ほぼスティックの先端で「触れるだけ」くらいの音です。

 

なので、この時は指先もほぼ動かさずに「腕全体を動かして表面に触れる」だけ、みたいな感じで音を出しています。

「でもこんな小さい音出したって周りの音に埋もれて聴こえないし、実際どこで使うの?」と思った方もいるかもしれません。なので、次節で今回の結論を交えてお話します。

 

結論→音量は上げられない!

そこで今回の記事の結論なんですが、過去記事「ヘビーな演奏のコツ」でも書きましたが、楽器の音量ってある程度上げると頭打ちになるんです。

 

これにはいくつか理由がありますが、わかりやすいところとしては、バンドの中で唯一の生身の楽器である「ボーカル」はマイクの音量をあげるとハウリングを起こすので、そのボーカリストの出せる声量を考えないとバンドの音量の上限は決められません。

 

あとは、音量をただ上げていっても「耳に痛い音になってしまう」ということもあります。

 

ということは何が言いたいのか?というと、「音の強弱の差」をつけることが大事になってきます。つまり音の強弱の差があるとそこまで殺人的に音量を上げなくても聴いている側としては「心地よい演奏」になるということですね。

 

なので、大きい音はある程度のレベルで留めておいて、あとはいかに小さい音を出すか?ということなんです。

 

簡単な練習方は「シングルストローク」

では実際にどう練習していくか?ということですが、先ほどの動画のように片手でやるのもいいんですけどオススメは普通のシングルストローク(左右交互に叩く叩き方)で練習するといいです。

 

これが慣れないうちは意外と難しくて、どうしても音が潰れてしまったり、音が大きくなってしまったり、ということが起こります。なので、その都度自分で聴いて修正しながらやってみるといいですね。

 

これに関しては「弱い音」を出すことが目的なのでメトロノームは使わなくても大丈夫だと思います。そのかわりちょっと早めのテンポでやってみるといいかなと思います

 

弱い音は使いどころに注意!

そして「この弱い音が具体的にどんな場面で使えるか?」ということですが、リズムやオカズ(フィルイン)の「ゴーストノート」として使えます。

 

ただ音楽のジャンル的にバリバリに歪んだギターや、ギラギラしたシンセが鳴っているとそこに埋もれて「ノイズ」に鳴ってしまう、という逆効果になってしまうこともあります。

 

「じゃぁそういう時は使えない?」と思うかもしれませんが、ドラムが目立つ部分(ドラムソロや、曲中で一瞬ドラムだけになるところ)で使えば、逆にメリハリがついて効果抜群ということになります。

 

終わりに

というわけで今回は「めちゃくちゃ弱い音」の使い方についてお話ししましたが、やっぱり大事なのは「音楽にメリハリをつける」ということです。

 

つまり人間の感覚は「慣れ」が起きるようにできていまして、音楽も時々その慣れを崩さないと「慣れ」が転じて「飽き」になってしまう、ということですね。

 

なのでドラマー個人もですがバンド全体でもこの「慣れ」をいかに崩すか?は考えておくといいかなと思います(まぁミニマルミュージックのようにこれを逆手にとるジャンルもありますけどね)。ではでは。

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